もし熱中症になってしまったら?応急処置の方法と予防法

皆さんこんにちは♪
粕屋の整体「ねこやなぎ整体院」の秋山です☆
連日ニュースで熱中症について報道されていますね。
熱中症は年間約500人、多い年では1500人以上の方が亡くなっている気象災害です。
今回は

  • 熱中症になってしまった時の応急処置の方法
  • 熱中症にならないための予防方法

をお伝えしたいとおもいます。

目次

熱中症とは

熱中症とは体温が上がり、体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、倦怠感、けいれんや意識障害などの症状が起こります。

熱中症の分類と対処法

熱中症は重症度によって以下の3つにわけられます。

軽度の熱中症の症状

・めまい
・立ちくらみ
・こむら返り
・大量の汗

対処法
涼しい場所に移動して安静にして水分補給を行う

中度の熱中症の症状

・頭痛
・吐き気
・体のだるさ(力がはいらない)
・集中力や判断力の低下

対処法
涼しい場所に移動して衣服を緩めて体を冷やす。
(氷のうなどがあれば首・わきの下・太ももの付け根を冷やす)
十分な水分と塩分を補給。
症状が改善されない場合は病院へ。

重度の熱中症の症状

・意識障害
・けいれん
・運度障害

対処法
涼しい場所へ移動して衣服を緩めて体を冷やす。
ためらうことなく救急車を呼ぶ。

熱中症かも?と症状を疑った時にどんな行動をとればいいのか迷ったら、こちらのフローチャートで確認してみましょう。
熱中症の応急処置

熱中症が起こりやすい場所

熱中症は屋外で起こるイメージですが、室内でも起こります。
次のような場所では注意が必要です。
・気温が高い場所
・湿度が高い場所
・風が弱い場所
・日差しが強い場所
・照り返しが強い場所
・閉め切った屋内
・エアコンの無い部屋

熱中症になりやすい人

熱中症は高齢者や小さな子ども、脱水状態にある人、肥満の人、普段から運動をしていない人、体調が悪い(病気の)人などがなりやすいと言われています。

高齢者

体温調節機能が低下していて体に熱がこもりやすくなります。
また、暑さや喉の渇きが感じにくくなることによって、暑さ対策が遅れることもあり熱中症の危険が高くなります。

子ども

子どもや幼児は体温調節機能がまだ十分に発達しておらず、高齢者と同様に熱中症のリスクは成人より高くなっています。
また、大人よりも地面に近いため照り返しの影響を強く受け、体感温度が高くなります。
急激に温度が上昇する炎天下の車内などは、たとえわずかな時間でも子どもだけを車内に残さないように気を付けましょう。

脱水状態にある人

二日酔いや下痢などで脱水症状の人は熱中症の危険が高くなります。
軽い脱水症状になると喉の渇きを感じにくくなるので、こまめに水分を補給することが大切です。

肥満の人

肥満体系の人は体内の熱を外に上手く逃がせず、体内に熱がこもりやすくなるため熱中症の危険が高くなります。

普段から運動をしていない人

普段からあまり運動をしていないと効率的に汗がかけなくなり、熱中症になりやすくなります。

体調の悪い人・病気の人

疲労や風邪などで体調不良の時は体温調節機能がいますので注意が必要です。
安静にして、しっかり休みましょう。

熱中症にならないために気を付けること

元気な大人でも気づかない内に熱中症になっていたということが多々あります。
熱中症を予防するためには
・涼しい服装にする
・日陰を利用してこまめに休憩を取る
・日傘や帽子を使う

・こまめに水分や塩分を補給する
これらのことをしっかり心掛けましょう。
特に水分補給は喉が渇いたなと感じてから飲むのでは遅いので、2~3口ずつでいいので喉の渇きを感じる前にしっかり水分を摂りましょう。

まとめ

熱中症は重症化すれば死の恐れもある危険な病気です。
暑さは絶対に我慢せず、冷房を適切に利用しましょう。
急に暑くなった日や、屋外での活動の時などには注意が必要です。
体調が悪い時は無理をせず、しっかり休みましょうね。
予防方法や応急処置の方法などの正しい知識を身につけて、暑い夏も安全に乗り切りましょう!

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