毎日かかる首への負担

皆さんこんにちは♪

粕屋の整体『ねこやなぎ整体院』の秋山です☆

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自分の頭の重さって知っていますか?

意外と知られていないんですが、人間の頭は自分の体重の約10%程度の重さがあると言われています。
体重が50kgの人なら約5kg、60kgの人なら約6kgの重さが首にかかっているのです。

ボーリングの球が首の上に乗っているようなものですね。
2リットルのペットボトルだと2、5本から3本乗ってることになります。

また腕の重さなども加わるとどれだけ正しい姿勢をとっていたとしても、7〜8kgは負担がかかっていることになるんです。

頭が前に傾くとかかる負担が増えていく

さて、前述したとおり正しい姿勢をとっていてもこれだけの負担が首にかかっているのですが問題はここからです。

スマホを使ったり、本を読んだり、頭が前に傾いていくとこれだけの負担じゃ済まなくなるのです。

頭が30度前に傾くと首に3倍の負担、60度傾くと4.5倍の負担がかかるんです。

例えば体重60kgの人なら首にかかる負担は頭の重さだけで

通常時→6kg

30度前に傾く→18kg

60度前に傾く→27kg

負担がかかっているというわけです。
27kgは大体小学3年生の男の子ぐらいの重さ。
想像してみてください。

自分の首に小学3年生の男の子がぶら下がっている姿を。

そりゃあそれだけの重さがかかっていたら首や肩が痛くなっても不思議じゃありませんよね。

腰痛の原因にもなる

頭が前に傾けばそれだけ体が丸まっていきます。

重い頭を前に出し、背中が丸まっていけば背骨は大きく曲がり腰にかかる負担も大きくなってしまいます。

思い出してみてください。

普段どんな姿勢でスマホを扱ってますか?
何時間も動画を見たり本を読んだりしていませんか?

こういった姿勢はついつい頭が前に出てしまいます。

そんな普段無意識に行っている行動こそが、実は痛みの原因だったりするのです。

まとめ

・自分の頭の重さは体重の約10%
・頭を30度傾けると3倍、60度傾けると4.5倍の負担がかかる(小学3年生の男の子がぶら下がっているのと同じくらいの重さ)
・頭が前に出れば出るほど腰痛の原因にもなる

普段から首にはこれだけ負担がかかっているんだということをしっかり意識して、日々の無意識にとっている行動を見直していきましょう。

さて、これを読んでくれているあなたは今どんな姿勢ですか?

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