梅雨も明け、暑い季節がやってきました!
すでに、猛暑日を記録する日々に熱中症のリスクも高まります。
そこで今回は、熱中症予防・対策についてお話ししたいと思います!
皆さんの健康を守るために、ぜひご一読ください。
熱中症とは
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことを指します。
重症化すると命にかかわることもある、危険な症状です!
また、屋外だけでなく、室内で何もしていないときでも発症するので要注意です。
熱中症の症状
- めまい
- ふらつき
- 立ちくらみ
- 筋肉のこむら返り
- 大量の発汗
- 喉の渇き
- 体のだるさ
- 頭痛
- 吐き気
- 嘔吐
症状が酷い時は、痙攣や意識障害なども発症してしまいます。
どんな人が熱中症になりやすいの?
- 高齢者
- 乳幼児
- 慢性疾患を持っている人
- 運動不足の人
- 肥満気味の人
- 睡眠不足の人
- 薬を服用している人
特に高齢者や乳幼児は、体温調節機能の衰えや未熟さによって体内に熱がこもりやすいです。
加えて暑さを自覚しにくいこともあるため、リスクが高いといえます。
また、心臓病、糖尿病、高血圧、腎臓病、精神神経疾患、皮膚疾患などの持病も、体温調節機能の乱れの原因となることがあり、病気の治療のために薬を服用している場合も、薬の種類によって発汗の抑制や利尿作用があるものありますので、熱中症の原因になることがあります。
熱中症の予防対策
- こまめに水分補給をする
- 涼しい場所で休憩する
- 帽子と日焼け止めを着用する
- 軽装で過ごす
- 激しい運動は避ける
- 室温を適切に保つ
- 周りの人の様子にも気を配る
決して無理をせず徐々に身体を暑さに慣らし、寝不足や体調不良の時は、特に注意しましょう!
最初にお伝えした通り室内でも熱中症になるので、しっかりエアコンを入れて、適切な温度を保つことが大切です。
特に水分は喉が渇いたと感じる前に飲むようにしましょうね。
熱中症にかかったときの対処法
- 涼しい場所に移動する
- 衣服を緩め、体を冷やす
- 意識があり、吐き気やおう吐などがなければ、水分を補給する
(経口補水液、スポーツ飲料か、薄い食塩水など)
特に素早く体を冷やすことが重要になってきます。
胸やお腹など体の表面に水をかけたり、濡れたタオルで覆ったりして、うちわや扇風機などで扇ぎましょう。
氷やアイスパックなどがあれば首筋、脇の下、足の付け根などの太い血管が通っているところに当てて冷やします。
重症者を救命できるかどうかは、いかに早く体温を下げることができるかにかかっています。
できるだけ早く冷却を始めましょう。
- 意識障害
- けいれん
- 手足の運動障害
- 呼びかけや刺激への反応がおかしい
- からだにガクガクとひきつけがある
- 真直ぐ走れない(歩けない)
- 高体温(からだに触ると熱い)
上記のような症状が起きた場合は迷わず救急車を呼びましょう!
熱中症は、適切な対策を講じることで予防することができます。
一人一人が熱中症対策を意識し、今年の夏は熱中症に負けない、健康的な夏を過ごしましょう!