姿勢不良からくる首こりを解消するセルフストレチについて

皆さんこんにちは♪

粕屋の整体『ねこやなぎ整体院』の秋山です☆

今日は姿勢が崩れることによって起こる首こりの解消方法についてお伝えしていきたいと思います。

目次

なぜ首こりが起こるのか

まずは首こりが起こる原因について説明します。
首こりが起こるの1番大きな原因は姿勢不良です。

姿勢不良

頭や肩が前に出る

首へ負担がかかる(血行不良になる)

首こり

ではなぜこういった姿勢不良になってしまうのでしょうか?

首こりが起こる原因

原因は大きく分けて3つあります。

1、胸鎖乳突筋が硬くなってる

胸鎖乳突筋とは首の横にある筋肉の1つで、正面を向いた状態から横を向いた時に顔を向けた側とは反対側の耳の下から鎖骨にかけて浮かび上がる筋肉です。
頭が前に出ていたり、噛む力が強かったりするとこの胸鎖乳突筋が硬くなってしまい、前に出てしまった頭を正しい位置に戻せなくなってしまいます。
その結果ずっと首に負担がかかって筋肉が硬くなってしまい首こりの原因になってしまいます。

2、前鋸筋が硬くなってる

前鋸筋とは肩甲骨の外側から肋骨にかけて付いている筋肉で、パンチング動作など腕を前に出したりする時に使う筋肉です。
デスクワークやスマホの使いすぎなどで長時間腕を前に出す姿勢を取っていると硬くなりやすい部分です。
この前鋸筋が硬くなると肩甲骨が前に出やすくなって肩が前に出てしまいます。
いわゆる猫背姿勢ですね。
そうなると首肩回りの筋肉が硬くなり、首こりの原因になってしまいます。

3、僧帽筋が硬くなってる

僧帽筋は頭の後ろの付け根から肩、背中にかけて付いている筋肉で上部、中部、下部と分けることができるほど大きな筋肉です。
肩甲骨を動かす時に使う大きな筋肉で、重い物を持ち上げる時に肩甲骨を固定する、物を引き寄せる、首から下を固定した状態で頭の角度を固定するなどといった時に使用されます。
つまり長時間のデスクワークやスマホの使用で肩が上がってる状態を続けてしまうと首がすくんでしまい首の筋肉に負担がかかり首こりの原因になってしまいます。

ではこれらをどうやって解決していけばいいのでしょうか?

首こりを解決するには

解決策は2つあります。

  • 筋肉を柔らかくする
  • 姿勢を正しくする

硬い筋肉を柔らかくすることによって正しい姿勢を取ることが出来る様になってきます。

先ほど説明した胸鎖乳突筋、前鋸筋、僧帽筋。

それではこれらを柔らかくするセルフストレッチ のやり方を説明していきたいと思います。

 

胸鎖乳突筋のセルフストレッチ

右の胸鎖乳突筋をストレッチ する場合

1、右手を背中に回し左手を胸骨(胸の真ん中)から鎖骨をしっかりと押さえます。

2、首を上に傾け、そのまま左側に倒していきます。

反対側も同様に行っていきましょう。
30秒×2〜3回を目安に行います。

 

前鋸筋のセルフストレッチ

1、両足を肩幅ぐらいに広げ両手を背中で組みます。

2、上を向きあばらを前に出すイメージで胸を突き出します。

30秒×2〜3セットを目安に行います。

また、このストレッチを行う前に片方ずつ脇腹をさすって前後5回程度腕を回すとより効果的です。

 

僧帽筋のセルフストレッチ

僧帽筋は主に上部のストレッチを行っていきます。

右の僧帽筋上部を伸ばす場合

1、右手を背中に回します。

2、左手でそっと頭を押さえながら、優しく横に倒していきます。

反対側も同様に行っていきましょう。
30秒×2〜3セットを目安に行います。
なお、強く手で押さえて倒してしまうと首の筋肉を痛めてしまう可能性もあるので、あくまでも優しく倒していきましょう。

 

まとめ

  • 姿勢不良によって起こる首こりの原因は頭や肩が前に出しまうことによって首回りの筋肉が硬くなり、血行不良になって起こる。
  • 改善するには首回りの硬くなった筋肉を柔らかくして、正しい姿勢に戻すこと。

 

今回は姿勢不良からくる首こりについて説明していきましたが

・激しい頭痛や吐き気が頻繁に起こる

・首を動かした際に手先に痺れが出る

などといった症状がある場合は何か別の疾患の可能性もあるので、その際は1度病院で診察を受けてみることをオススメします。

 

しっかりケアをして首こりのない体を目指していきましょう♪

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